#99 by yamaguchi / 2018.12.19
ニュース

労災隠しを繰り返す悪質飲食店「一心 金子」を許すな!

ミャンマー人女性、カインさんは、2015年より(株)留次郎が経営する有名天ぷら店「一心 金子」ので洗い場で働いていました。

本年3月28日午後12時50分頃、洗いものをしていたカインさんは同僚が大きな鍋から捨てた大量の熱湯が左腕にかかり、皮膚がむけるほどの熱傷を負ってしまいました。しかし同店の責任者である金子将之氏はそれを現認しつつも、「店が忙しい。病院に行くなら一人で行け」と日本語を十分に話せないカインさんに信じられないような暴言を吐き、激痛に苦しむ彼女を無慈悲にも放置しました。カインさんはやむなく泣きながら一人で近所のクリニックに向かい、自費で治療を受けました。その後、カインさんは再三、会社に労災の適用を求めましたが、会社はこれを一貫して拒否。労災隠しを行いました。それどころか金子将之氏は療養のため休業中のカインさんに「早く仕事に戻れ。戻らなければ他の人を雇う」旨の強要を行ったのです。

さらに驚くことに、カインさんにとって「一心 金子」による労災隠しはこれが初めてではありませんでした。以前にも同様に足に火傷を負ったものの、やはり自費での治療を強いられていたのです。また、当組合の調査で残業代未払、社会保険や雇用保険の未加入等々「一心 金子」の悪質な法令違反が次々と明らかになりました。

現在、当組合に加入したカインさんは(株)留次郎「一心 金子」と団体交渉を継続していますが、会社は未払の残業代こそ支払ったものの、一貫して誠意のない対応をしています。団体交渉に出席している「一心 金子」の創業者であり、店舗責任者、金子将之人氏の父でもある金子将人氏は全国調理士紹介事業福祉協会理事長、日本料理研究会理事、一心調理師紹介所所長の肩書を有する日本料理界の大物とのことです。どうやら強大な権力をもって「使い捨ての外国人労働者」の声など押しつぶしてしまえ、ということのようです。

今後、入管法改「正」により多くの外国人労働者、移住労働者がやってくることでしょう。しかしこのような企業の横暴を許しておいては新たな来日外国人労働者のためにもなりません。なにより、「日本の人たちには本当に親切にしてもらいました。でもなぜ、会社だけは酷いことをするのでしょう。私にはどうしても分かりません」と涙ながらに訴えるカインさんのために当組合は断固とした労働争議に突入する決意を固めました。

心ある皆さん。どうかご支援・ご協力をお願いいたします。

抗議先 「一心 金子」

東京都千代田区富士見2-7-2 プラーノモール1F

電話 03-6272-5070

責任者 金子将之 金子将人

 まえの記事 «