来賓挨拶の後は決算報告と続きます。今は組合財政が厳しく組合費を納めるだけでなく一人一人ができる限りカンパを集中するよう、会計担当から要請がありました。

ここで、執行委員会から緊急動議が出されました。団体交渉では解決が難しい悪質企業への労働争議突入の提起です。企業は以下の二社です。

• 清龍酒造株式会社　居酒屋チェーン「清龍」経営・本社：埼玉県蓮田市閏戸659-3
• 東尋坊　回転寿司店経営・本社：荒川区西日暮里5-2-20

両社ともに、額に汗して働くビルマ人労働者を過酷な労働条件で酷使したあげく不当解雇し、それを居直っている、許しがたい企業です。当該組合員の支援要請に「いっしょにがんばろう」「そんな会社は許せない」と共に闘う決意の声が響きました。

両社に対する一日争議行動は来る11月19日（木）と決まり、全組合員の闘志が会場にみなぎります。

続いて今年度スローガンとして以下が採択されました。

1. あらゆる差別と労働法違反を許さない！
2. 差別され、酷使され、使い捨てられる外国人労働者は今こそ反撃する！
3. 更なる共闘・相互支援を関係組合・団体と共に構築しよう！

最後はティンマウンニョ書記長の音頭による「団結ガンバロー」で大会は終了しました。

多くの外国人労働者の駆け込み寺となっているAPFS労働組合は、今こそこれまで以上に先鋭的に闘い、大胆な「未組織の組織化」を推し進めねばならないというのが本大会の結論です。

2010年度　執行委員

• 執行委員長　　　山口　智之（専従）
• 書記長　　　　　TIN MAUNG NYO（ビルマ連絡会）
• 書記次長　　　　高浜　敏之
• 書記次長　　　　TUHIN
• 共闘部長　　　　松本　勲
• 会計　　　　　　鈴木　江理子
• 会計　　　　　　ZAW MYO OO（ビルマ連絡会）
• 会計監査　　　　中野　英幸
• 会計監査　　　　NANG KHAM MO HTUN（MOＭＯ）(ビルマ連絡会)
• 顧問（教宣担当）青池憲司

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