#37 by yamatomo / 2011.07.12
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「大洋軒争議」・社長が逃亡!
2011年7月9日、二名のビルマ人労働者を不当解雇したあげく「うちには法律は関係ない」と開き直った言語断道な飲食店「大洋軒」に対し、私たちAPFS労働組合は店舗前で抗議行動を行いました。支援の仲間たちと共にまずは当該労働者が就労していた蛎殻店へ。
店内でのんびりテレビを見ながら昼休みしていた大洋軒社長を直撃。「労働法無視を許さないぞ!」「団体交渉に応じろ!」と迫りました。ところがこの事態に驚いた社長はなんと、店舗玄関のカギも閉めず、冷房やテレビもつけたまま、(おそらく)レジスター内に現金を置いたままであわてて裏口から逃亡するにいたりました。よほど組合の団結した行動が怖かったのでしょう。経営者としてあまりに情けない態度です。ここで、20分ほど情宣を行いました。
「逃亡を許すな」と私たちは次に同店の茅場町店に向かいました。店の扉は錠がかかり、ガラス越しに見える店内には誰もいません。普段は仕込みをしている厨房にも誰もいません。社長から連絡があったのでしょう。再び、ここで不当解雇および団交拒否の不当労働行為を弾劾する情宣を行いました。
さらにもう一度、蛎殻町店へ向かいましたが、相変わらず玄関は開いたまま、冷房・テレビはつけたまま。結局この日は開店時間になっても社長をはじめ、誰ひとり店舗にやってきませんでした。
私たちはカギをかけていない不用心な店舗をやむなくあとにしました。もちろん、「今日は争議の開始にすぎない。いつでも、何度でもやってくるぞ」という意思統一をした上で、です。今後とも皆様のご支援をよろしくお願いします。
老舗中華「大洋軒」は誠実に団交に応じろ! 外国人労働者使い捨てを謝罪し、責任をとれ!
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