#45 by yamatomo / 2011.12.13
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ハフィズルさん裁判で和解成立
就労中、近くに駐車したトラックに積載された荷物の荷崩れの下敷きとなり負傷し、労災認定を受けたバングラデシュ国籍のハフィズル・ラハマンさんはトラック運転手および運転手を雇用する(株)豊興を相手取り、2009年より損害賠償請求の裁判闘争を行ってきました。<既報>
2年以上の長期にわたる法廷闘争(東京地裁民事26部)は、2011年12月13日、「和解」となり事実上の勝利をかちとることができました。
ハフィズルさんは非正規滞在であったため2007年6月に退去強制されましたが、後遺障害に苦しみつつも本国から当組合に裁判闘争を依頼。会社側の責任を問い続けました。本年11月の本人尋問には上陸特別許可(退去強制された人は一定期間入国できないが、法務大臣により「特別な事情」が認められた場合には上陸を許可される)により再入国‐陳述をどうどうと行い、事故事実を明らかにしました。結果、裁判所より和解案の提示があり、この日、原告・被告双方が合意して和解が成立したものです。本人や組合、訴訟代理人が予想していた以上の好条件での和解でした。大勝利といえます。
長期にわたる本裁判闘争を支援していただいた皆様にあらてめてお礼を述べさせていただきます。ありがとうございました。
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