#48 by yamatomo / 2012.03.02
インフォメーション

書籍(APFS労働組合関連)の紹介

このたび、当組合執行委員でもある鈴木江理子さん(国士舘大学准教授)が編者を務めた『東日本大震災と外国人移住者たち』が明石書店より出版されました。当組合山口智之執行委員長も執筆しています。ぜひご一読ください。(APFS労働組合でも取り扱っています。問い合わせは三木まで)

『東日本大震災と外国人移住者たち』 明石書店

駒井洋監修 鈴木江理子編著

  • 序章 東日本大震災が問う多文化社会・日本
  • -「共に生きる」ために
  • 鈴木 江理子(国士舘大学)
    第Ⅰ部 東日本大震災が問う「地域」と外国人
  • 第1章 未曽有の大災害、外国人散在地域では、なにが起きたのか
  • -地域における「共生」を問う
  • 大村 昌枝(宮城県国際交流協会)
  • 第2章 「多文化ファミリー」における震災体験と新たな課題
  • -結婚移民女性のトランスナショナル性をどう捉えるか
  • 李 善姫(東北大学)
  • 第3章 「土地に縛り付けられている人々」と「旅行者」と
  • -震災があらわにした可動性(モビリティ)という分断線
  • 五十嵐 泰正(筑波大学)
    第Ⅱ部 東日本大震災が問う日本社会
  • 第4章 外国人による被災地支援活動
  • -その特性が「日本社会」に示すもの
  • 小林 真生(国立民族学博物館)
  • 第5章 東日本大震災と技能実習生 -震災から見えてきた移住労働者受け入れ政策の実態
  • 大曲 由起子(移住労働者と連帯する全国ネットワーク)
  • コラム1 東日本大震災と留学生
  • -それでも日本で学ぶという選択
  • 明石 純一(筑波大学)・馮超(筑波大学)・陸暁峰(筑波大学)
  • 第6章 東日本大震災と在日コリアン
  • -エスニック・マイノリティの視点を通じてみる震災と日本社会
  • 佐々木 てる(早稲田大学)
  • コラム2 東日本大震災を「在日」としてどのように捉えるのか
  • ―地域変革の当事者として
  • 崔 勝久(原発体制を問うキリスト者ネットワーク)
    第Ⅲ部 東日本大震災と情報伝達
  • 第7章 地域の日本語教育と被災地の外国人
  • -コミュニティにおける言語とその役割
  • 松岡 洋子(岩手大学)
  • 第8章 多言語支援センターによる災害時外国人支援
  • -情報提供と相談対応を中心に
  • 土井 佳彦(NPO法人多文化共生リソースセンター東海)
  • 第9章 災害時の情報アクセスと内容理解
  • -外国人住民の「混乱」の背景にあるもの
  • 若松 亮太(共同通信)
  • コラム3 在日ブラジル人とメディア
  • -大震災が浮き彫りにした複雑な関係
  • アンジェロ・イシ(武蔵大学)
    第Ⅳ部 大震災における外国人支援
  • 第10章 市民意識と多文化共生
  • -阪神・淡路大震災の経験から東日本大震災の支援へ
  • 吉富 志津代(大阪大学/NPO法人FACIL)
  • 第11章 被災地での法律相談活動からみた外国人住民
  • -気仙沼・大船渡のフィリピン人住民の姿
  • 皆川 涼子(東京弁護士会)
  • 第12章 いまなお移住労働者は使い捨ての労働力か?
  • -東日本大震災以降の労働相談案件から
  • 山口 智之(APFS労働組合)
  • 第13章 国際移住機関(IOM)による人道的帰国支援と在日外国人らの選択
  • -浮き彫りにされた社会統合の課題
  • 橋本 直子(国際移住機関)

 まえの記事 «   » つぎの記事