以前報告した悪質な外国人差別企業「株式会社　清龍酒造」によるビルマ人労働者ミョータンさんの不当解雇案件は、会社側（代表取締役　岩崎　尚　氏）の類を見ない開き直りにより労働争議が延々と続いていましたが、8月19日、労働審判（東京地裁民事19部）により和解にいたりました。金銭解決で、団体交渉時における組合提案の2倍という額での決着です。大勝利といえるでしょう。

会社がこれに懲りて反省することを望みますが、聞くところによると居酒屋「清龍」では（今回の件で）ビルマ人労働者から他国（ネパール等）出身の外国人労働者へ採用をシフトしているそうです。

低価格を実現するために外国人労働者を安価な労働力として酷使する「清龍」の姿勢は、残念ながら変わっていないようです。

そう遠からず「清龍」の外国人労働者がまた私たちの事務所に駆け込んでくる気がします。その時こそこの悪質企業に徹底的な責任をとってもらう所存です。

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