#79 by yamaguchi / 2014.10.30
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APFS労働組合 特別決議

APFS労働組合 執行委員会特別決議

去る2014年10月12日に開催されたAPFS労働組合大会における第二号議案に基づき、労働組合法人 APFS労働組合は、緊急執行委員会議を開催した。そして当組合に関わる状況の変化に鑑み、満場一致で以下を決議した。

① APFS労働組合は今後とも労働組合法を始めとする関連法令と、これまで構築した友誼団体とのネットワークを武器とし、あらゆる外国人労働者の権利の為に引き続き、刻苦奮闘の精神で闘う。「あらゆる差別・労働法違反を許さない」という組合スローガンを堅持する。

② 同時に、外国人組合員・日本人組合員・日本人支援者との相互協力・相互扶助の関係を強化し、政治闘争を含め、これまで参加することの無かった課題に積極的に取り組む。当面は2015年終盤に実施予定のビルマ(ミャンマー)総選挙における民主派支持の旗幟を鮮明にし、在日民主化活動グループを可能な限り支援する。

③ 政治闘争のみならず、組合員間および支援者間の相互理解追求を目的に組合交流会を始めとする日常的イベントも積極的に行い、多民族多文化共生の理念に基づく組織運営を行う。その為の専門部会を可及的速やかに組織内に設立する。

④ この間、組合員から寄せられている労働問題以外の相談を今後はさらに積極的に受けとめ、当組合で可能なアドバイス・支援を行う。また、当組合で解決不可能と思われる在留資格や教育関連等、専門的分野の相談においてはこれまで通り、友誼団体や行政機関への橋渡しを行う。総じてあらゆる意味で外国人および日本人労働者の利益を守る基本姿勢を再確認する。

⑤ 以上を実現し、組合活動の総体的前進をかちとる為、現在の組合事務所(板橋区大山)とは別に東京23区内における第二事務所を確保する。その為の人員的・財政的基盤を今後1年間で確立する。

以上

2014年10月30日

APFS労働組合 執行委員長 山口智之

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